『にんじん』の地味だけど強い影響力
Posted at 07/10/10 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
昨日。朝5時半ころ起床。6時前に出かけて、また荒川に朝日を見に。しかし朝日は出なかった。川ばたに出てもあまり風はなし。小雨がぱらついてきて、早足で家に戻る。戻ったら7時。前日に比べるとかなり速く歩いたことになる。帰りは富ヶ岡八幡、稲荷通りの方から。こちらは古くからの下町で、東西線の南側の最近開発されたばかりのマンション通りとは全然違う。わずか通り二つか三つの違いなのだが。神社と保育園と小学校が多いなと思った。
洗濯機を何ドラムか回し、出かける。丸の内丸善でルナールを二冊。岩波文庫の『にんじん』(1950)と新潮文庫の『博物誌』(1954)。どちらも岸田国士訳。どちらもまだぱらぱらとしか読んでいない。『にんじん』は、子ども向けのダイジェスト版をいつか読んだ覚えがある。『博物誌』は基本的に『詞華集』と共通するものがある。ポエジーのある短文。
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『にんじん』は久しぶりに手にとってぱらぱらと見たが、ああこういうものだっけなあと思う。母がにんじんに辛く当たるのはどうしようもないから大人になるまで我慢しろ、見たいなことを父がいうのがラストだったと記憶している。子ども心になんとなく納得できないものがあったのだが、しかしよく考えてみると、「大人になるまで我慢しよう」と思うことが子どものころはよくあって、考えてみたら『にんじん』の影響なんだなと思った。こういう考え方って多分われわれの世代には下ことがある人が多いのではないかと思う。そういう意味でいえば、『にんじん』というのはある意味地味な作品だが、影響力は大きいんだなあと思った。
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特急で帰郷。この寒いのに冷房が入っている。車掌に言ったら止めてくれたが、また入った。同じ車掌が来たのでもう一度頼むと、グリーン車のほうでつけてほしいという要望があったらしい。納得がいかなかったが、「一度上げます」というので渋々了承。地元の駅で降りたら車内よりもっと寒かった。家に帰るとストーブが入っている。本当に冷房をつけてほしいという要望があったのだろうか。なんだかわけがわからない。
午後から夜にかけて仕事。いろいろ忙しく、またその合間にいろいろなことを考えたり書いたり。終了後、夕食、父に愉気、入浴、就寝。夜は少し星が出ていた。
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