チャレンジしたいという元気/アマゾン殺し/新サイト構築中

Posted at 07/02/03

昨日帰京。最近どうも持っていった本を週の前半で読んでしまって後半は読むものがなくなる、というパターンが多いのだが、今週もそういう感じになった。『金持ち父さん貧乏父さん』はもう一度読み終わっているから改めて読み終わっても「読んだ!」という感じにはならない。ただ、最初読んだときよりはだいぶいろいろ考えたし読んでからの感想もいろいろでてきた。投資についての考え方で、「投資した分の元を取ったあと、おまけを残すようにする」という考え方は分かりやすいのではないかと思った。もちろんいつもそんなふうにうまく行くというものではないにしても、つまりは「メリハリをつける」ということだろう。このあたり自分の今までの教養の範囲内にないことが多いので私も自分の言葉でうまく説明できないことが多いのだが、考え方としてはわかりやすいと思う。

金持ち父さん貧乏父さん

筑摩書房

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左の中指がなんとなく痺れるというか、痛い感じがあって、いろいろ対策をとっているのだが、どうも無意識のうちに左の肩を引いて(つまり右の肩が出るということだが)いることが原因のような感じだ。つまりは体の歪みということだが、まあ素人の見立てなので本当のところはよくわからない。来週また体をみてもらう予定になっているのでそのときにきいてみようと思う。

それをいろいろ対策する中で野口整体のある体操をしてみたら何だか元気が出てきて、これは予想外だったが得をした気分になった。自分が元気があるときの感じというのを思い出したのだ。もともと私は何でもやってみたいほうだが、本当は元気がないと言うときはいろいろ手を出してみるもののそれは頭で感じた興味に過ぎず、実際にやってみると長続きしないという感じのときがあるのだけど、これをやってこのときの体の感じをうまく維持できるとチャレンジするという感じが出てくる。このチャレンジしたいという感じの元気が自分には大事なものだと改めて思ったのだった。

午後から夜にかけて仕事、仕事を済ませたあと特急で帰京。帰りに地元の文教堂書店によって本を物色するが買わず。帰ってきてネット関係の仕事をいろいろと片付ける。このブログで使っているamazonのアフィリエイトの昨年分の報酬がギフト券の形でメールで届けられた。ちょうど本一冊買えるくらいだったので本屋で立ち読みした近藤雅世『商品先物取引』(すばる舎、2005)を購入。このブログのリンクから購入していただいた皆様ありがとうございます。

商品先物取引

すばる舎

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ついでにアマゾン関係の記事をいろいろと読んでいると、『アマゾン殺し』なるソフトがあることを発見。2年ほど前のものらしいが、IEのプラグインとして使うもので、これをインストールしておくとアフィリエイトリンクからアマゾンに飛んでもアフィリエイトのIDを削除してしまうため、そのリンクを貼った人に広告収入が入らないという、つまりはアフィリエイト活動を妨害しようというソフトだ。私は自分が上記のようにアフィリエイトをやっているからこういうものがあると困るけれども(ある意味明確な営業妨害だ)、こういうものに密かに暗い共感を覚える人は多いのではないかなという気がするし、自分がアフィリエイトをやっていなかったら内心暗い共感を覚えるかもしれないとは思う。

ネットというある意味誰にでも開かれた空間で、まあ「素人」が雨後の筍のようにあたりかまわずアフィリエイトリンクを張っているという感がないとはいえないのも事実で、「自分だけ細かく儲けようとしやがって小癪なヤロウだ」と本の記事に興味を感じてもそのリンクを避けて物品を買おうとする人も多分いるだろうと思う。こういうのも不思議なもので、私も自分がやっていない頃は広告というものはかなり目障りだったのだけど、今は全然気にならなくなった。セールスをする人は人のセールスも気にならないし、お医者さんはほかの医者の尊大な態度も気にならないし、煙草を吸う人は人の煙草の煙が気にならないし、若者はほかの若者の言動が気にならないのと同じことなのだろう。そういうものの存在の意味とありようについてあまり関心がない人にとっては気になって仕方がないというものは、ほかにもたくさんあるだろう。

なかなか難しいところだが、このあたり自分で小商売でも自分の才覚のみで生活を立てようという人はこういうことをやらないだろうなとは思う。ある決まった給料を毎月もらう人、あるいはその予備軍は「金を稼ぐ」ということを意識して毎日生活しなくて良いから、「金を稼ぐ」という行為をある意味軽蔑して生活することが可能だし、普段考えなくてよいことをネットを見るたびに意識させられると嫌な気持ちになってこういうこともやってやろうという気になるのかもしれないなと思う。そういう意味ではこの種のある意味での暗い情熱はちょっとあまり健全なものではないのではないかという気がする。

(それにしてもこれ、考えれば考えるほど、またほかの人のコメントやら何やらを読めば読むほど後味がよくない話題だな。何だか取り上げたことを後悔しはじめたぞ。しかしこういうものも世の中にはあるからな…)

***

一方で、アマゾンを使ったアフィリエイト活動を推進するためにさまざまなツールが開発されているということも興味深い。Gtoolsというのはアマゾンのウェブサービスをうまくアフィリエイトの中に取り込むためのツールのようだ。POPPIN BOOKSというのは本屋さんの手書きのポップ風のポップが作れるという仕組みらしい。Astore Badgeはインスタントストアをブログパーツとして組み込むためのもので、アマゾンのアソシエイトブログでも紹介されていた。たとえばこんな感じ(左サイドバーの「プーシキンを読もう!」のところ)になる。これはなかなかうまく出来ていると思う。

……そういえばまだあまり整備が進んでいないのでこのブログでは公開していなかったが、今まで本を紹介していた『読書三昧』を、『本探し.net』の方に統合して、『本を読む生活』というサブサイトに移行する作業を進めている。先ほどの『読書案内』のページはそのためのカテゴリ別の分類のページにしようと思ってMovable Typeを使って作成中なのだが、ちょっとまだ中途半端だ。ただこういう作業も始めてみるとなかなか面白い。

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