啓蟄/プーシキン/ユダヤ原理主義

Posted at 06/03/07

きのうは啓蟄だった。東京では気温が17度まで上がったと言うが、確かにコートが必要のない天気だった。もっとも私はほとんど家にこもって『プーシキン全集』の6巻を読んでいたが。何度か気分転換をかねて外出し、銀行に行ったり買い物をしたりしたときに、うらうらとした春を感じた。ところによっては沈丁花もよく匂っていたが、私の住んでいる高層住宅の駐車場への入り口のところにある沈丁花はまだ蕾だった。

夜中までかかり、『プーシキン全集』6巻読了。全集を最初に読み始めたのが2月5日だったからちょうど30日間かかったと言うことになる。プーシキンを最初に読み始めたのが1月18日の『大尉の娘』であったから、まだ50日足らずか。しかしこの間、プーシキンとはかなり濃密に付き合った感じ。この詩人にずいぶん親近感を持つ。

しかし、いったいいつ読み始めたんだろうと思ってブログ内検索というのを使ったら一発で分かった。これは便利だな。

***

昨日書いたユダヤ過激派の話だが、このあたりはいろいろ心配されている話のようだ。こちら(768信)によるとイスラエルでもユダヤ人からの改宗キリスト教徒(メシアニック・ジューというらしい)の迫害があると言う話である。もっとも昨日の爆竹騒ぎは、騒ぎを起こした人物の「経済的あるいは情緒的」な問題によるとの言及もあり、あまり問題は大きくならなそうである。

しかしこちらによるとイスラエルでも原理主義的(傾向が強い、くらいの方がよくないか?)なハシディムというユダヤ教の一派が人口の2割を超えたと言う。ハシディムというのは黒いコート、黒い帽子のアメリカなどでもよく見るユダヤの伝統的服装を守っている人たちがそうらしい。ただラビン首相暗殺のようなテロリズムに出る人も中には含まれているということのようだ。

宗教の問題というのは根が深い。

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