変死の原因を追及しない日本/プーシキンを買い込む
Posted at 06/01/22 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
ある日記を読んでいたら、ライブドアの強制捜査があの日に入ったのはちょうど宮内氏が大連に出張に出ていたからなのだと言う。つまり宮内氏が東京にいたら隠蔽工作が行われただろうと言う判断だとあった。もしそうなら、経済の論理より捜査の論理を優先した、ということだろう。捜査機関としたら当然かもしれない。難しいところだが。
エイチエス証券の野口氏の変死が問題になっているが、実は日本では変死者のうち5パーセントしか司法解剖が行われていない、という話を『噂の東京マガジン』でやっていて、その記事が出ている週刊朝日を読んだ。当事者にはどう考えても殺人だろうとしか思えない事例が自殺や事故として処理されている例がかなりあり、また事故や自殺として処理されながらあとで殺人と判明した例がここ数年でも7、8件(数は不正確)あると言う。変死者中の司法解剖率はハンガリーなどでは40パーセント以上、イギリスでも25パーセントに上るそうだが、日本はかなり低く、1年で約13万人の変死者に対し、司法解剖用の予算が5000人分しかないのだそうだ。その中には、野口氏や耐震強度偽装事件の「自殺」者のような闇から闇に葬られたのではないかと思われる人間がかなりの数含まれているのではないかと思う。このあたりの事実をきちんと究明していくことが結局は闇の勢力の影響力の減退につなげられるのではないかと思うのだが、こういうことにはあまり政権は熱心でないのは不審である。こちらのブログの方の記事である。
プーシキンが面白かったのでひょっとしたら「世界の名作」というものは面白いのかもしれないと思い、買ったまま読んでいなかったスタンダール『赤と黒』を読み始めてみたがすぐ投げ出した。「世界の名作」が面白かったのではなく、プーシキンが面白かったのだと判明。
昼前に丸善に出かけ、プーシキン・神西清訳『スペードの女王 ベールキン物語』(岩波文庫、1967)、金子幸彦訳『プーシキン詩集』(岩波文庫、1953)、木村彰一訳『エヴゲーニン・オネーギン』(講談社文藝文庫、1998)を購入。これで現在国内で新刊で手に入る文庫本は全部。「スペードの女王」を読み始めたが面白い。短編だからすぐ読めてしまいそうだ。上の階に行って霜降り牛味噌カツセットなるものを食べる。1200円とリーズナブルだったから食べてみたし美味しかったのだが、そういえばどこ産の牛だったのだろう。そんなことを考えながら食べなければならないと言うのも辛いことである。
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