国内政局の小泉、国際政局のフジモリ
Posted at 05/11/16 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
昨日は紀宮殿下がご婚礼を済まされ、臣籍に降下された。まださまざまな報道の対象になるだろうが、末永いお幸せを願う。同日ブッシュ米大統領来日。伊丹にはバレンタイン監督・王監督などが出迎えたという。なにも皇室の慶事と同じ日に来日しなくてもと思うが、いろいろな意味で尻に火がついているのだろう。小泉首相も昨夜京都に向かったというが、いずれにしても明るい雰囲気の中で会談を行いたいということかもしれない。
田中宇氏のサイトは最近あまり読まなくなっていたのだが、フジモリ元大統領に関する記事を読んでいろいろへえと思わされた。リンク先まできちんと呼んでいるわけではないが、筋としては納得できる。ペルーのトレド政権は先住民出身ということを看板にしながら米国追従の政策運営をやって支持を失い、それを挽回するためにチリに対して強硬政策を打ち出し、チリとの関係悪化が起こっている中であえてチリに入国したフジモリ氏の計算は言われてみればなるほどと思う。現ペルー政府の数え上げた罪状などはもともとでっち上げだろうと思ってはいたが、それが証明されたらペルー政界も一気に変化する可能性はある。フジモリ氏の亡命も911以前のことだし、テロに対する強硬姿勢というのは現ブッシュ米政権とも共通するから、アメリカとの話もそれなりについているのではないかとも思うし、復活もありえるという希望がだんだん強くなりつつある。恐らくフジモリ氏は全て計算しているだろうし、フジモリ失脚以来完全にストップしているという日本のODAの問題もある。中上流階級には支持は弱いようだが、うまく流れに乗れば行くかもしれない。
小泉氏は党内や国民の世論をうまくつかんで政局を乗り切るのが得意だが、フジモリ氏は国際間の鞘当などもうまく利用して政局を乗り切る業師だと思う。現実問題としてフジモリ氏が大統領に復活した方が多くのペルー国民にとって幸福のように思えるし、期待をもってフジモリ氏の良く練られた技を拝見したいと言うところである。
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