換気扇のフィルター交換/マイナス思考も入れ替える

Posted at 05/11/08

今朝もよく晴れている。起きたのは5時半だったが、このくらいの時間だとまだほとんど真っ暗だ。さすがに暦の上では冬なので、そのあたりは致し方ない。しかしこの時間から起きているといろいろなことが片付けられる。昨日は10時前に寝てしまったので洗い物が残ってしまったのだが、それを片付けていると流しの上の棚が気になりだし、それを片付ける。よく見ると、台所周りはこのところ手を入れていないということがはっきり見えてきた。大丈夫だと思っていた換気扇のフィルターも油まみれ。食器や調理器具などを整理しフィルターを交換したりしたが、まだ抜本的な手の入れ方が必要だ。私はこういうところに手を入れるのが下手なのだが、徹底的に整理すると相当すっきりするような気がする。今度の土日にでも何とかしてみようと思う。

ここのところ『日本思想史入門』を読み続けているが、黄色のソファに寝転んで読んでいるのが姿勢と目によくないのか、ちょっとかったるく朝起きたら目が痛かった。なるべく早く読もうとして許容量を超えた読み方をしているのかもしれない。世の中には早く読める本と読めない本がある。最近読もうとするのはどうも後者が多くて読書時間がどうしても長大になるか、途切れ途切れになるか、途中で長期中断ということになる。『アールデコの世界』などは20年くらい中断したが、先日読了した。しかしきっと読み終わらないものも結構あるだろうなと思う。

語学も初めて勉強するラテン語に最も力が入っているために一度はやったドイツ語とフランス語がなかなか進まない。それでも一応修論まで書くのに使っているフランス語は結構記憶が残っているけれども第二外国語だったドイツ語は冠詞の活用程度のことは懐かしくやっていたけれども語彙が乏しいのが結構響く。しかしここに来て一度はやった言語というのがほかにもロシア語(学部の授業でロシア革命の文献を読んだ)やスペイン語(ヨーロッパ旅行の際で唯一使い物になった外国語)もあることを思い出し、そのあたりにも手を出したくなってきたが、少なくともどれかひとつの文法書を終わらせてからにしたいと抑えている。英語も含めて、これだけの言語が「きちんと」できれば結構役に立つだろうなとは思う。しかし、まだイタリア語やインドネシア語、台湾語などやりたいものもある…バベルの塔の後に生きることは大変なことだ。

昨日は午前中は友人と電話で話し、夕刻に出かける。東京駅で帰省の切符を取り、丸の内丸善で本を物色。いろいろ考えたが、西野武彦『「相場に勝つ」株の格言』(日経ビジネス人文庫、2005)というのを買う。相場というものに興味があるということもあるが、社会の動きというのも相場のようなものだなと最近思っていて、ちょっとそういう方向から社会を見てみたいという気もしている。10年位前から社会というものをあまり好きでなくなっているのは事実で、だからといって背を向けていては自分の身を立てることも十全には出来ないし、そういうマイナス思考というかそういうものが自分自身の思考や行動を負の方向に引っ張っているなということは気付いていた。少し関心の持ち方を変えてみると、家の中の不具合や手入れの行き届いていない洋服などをもう少しどうにかしようという気持ちにもなる。人によっていろいろな自分の保ち方というのはあるだろうけど、私の場合は身の回りをはじめとして世界のそれぞれの個別的なあり方に関心を向けることが必要だと丸善を歩きながら考えた。

その後半蔵門線で神保町に出て、何件か書店を物色。三省堂の語学書コーナーでインドネシア語の辺りにいたらスカーフを巻いた女性が男連れで来た。インドネシア人というのはぱっと見では日本人と見分けのつかない人が時々いるが、その女性もそうだった。神保町に行って何も買わないで帰ったのは久しぶり。西友で夕食の買い物をして帰る。

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