本格的な活字中毒は、本でも雑誌でも新聞でも果ては道でみかける広告でも読みたいもの。
ここではネットに溢れるさまざまな文章について、考えてみたいと思います。

何でもいいからいつも読みたい!

 

 
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 ■ 編集後記


 

何でもいいからいつも読みたい!(2006.12.4.→2007.2.15.更新)

活字中毒が進行すると…

「活字中毒」の度合いが進行してくると、とにかくいつでも何か読みたい、という風になってくるようです。読んでいないと禁断症状が…出てくるかどうかは知りませんが。

ネットに溢れる文章。どれが魅力的か。

そういうときに強い見方なのが、ネットで公開されているさまざまな書籍・雑誌・文章です。

ここではネットで読めるものをいくつかの系統を立てて整理してみましょう。もちろん「読書好きにとってのネットの文章」、という視点があることは言うまでもありません。

十代から二十代の人はそんなに気にならないと思いますが、四十を越えるとネットの画面を見ると目が疲れてくるものです。ですからあまり長い文章を画面で読みたくない。どうしても短くて気の利いた文章を読みたくなるものです。しかし活字中毒にとって、長い文章はやはり必須。ダウンロードしてでも読みたい…という気になる文章を探してみました。今回は、まず古典的なサイトから見ていきたいと思います。

古典的サイト (オンライン図書館)

青空文庫

ネットで文章を読むなら、まずは青空文庫。著作権が切れた作品を中心に、名作が無料で読めます。なかなか手に入らない作品を手軽に読む上で、とてもありがたい存在です。私は尾崎放哉の選句集をダウンロードし、縦書きに直して印刷して読みました。もちろん書籍の味わいとは異なりますが、ネットの便利さを痛感した出来事でした。

ウェブの書斎

電子書籍の販売サイト。PCやPDAで読みたい人にはgoodですね。

ヴァージニア大学 日本語テキストイニシアチブ

源氏物語などもすべて原本をオンラインで読めます。日本国内でこれだけのテキストを公開しているところはあるんだろうか。

The Literature Network

英語版の青空文庫とでも言うのでしょうか。いろいろな作品を読むことが出来ます。ウォルター・スコットの『アイヴァンホー』を中野好夫訳で読んだとき、もともとの表現がどうなっているか気になって、こちらで確かめたことがありました。村上春樹訳の『グレート・ギャツビー』を読んだので、訳と少し照らし合わせてみようかとこちらのサイトにアクセスしましたが、フィッツジェラルドに関しては著作権年限の延長(いわゆるミッキーマウス法案)によって削除を余儀なくされたとのことです。そうした問題は常にありますが、こうした試みがアメリカで実に進んでいることには驚かされます。

Yahoo!カテゴリ‐オンライン図書館

上で紹介したものを含め、日本語テキストでウェブ上で無料公開されているものが登録されています。北沢文庫では岡本かの子や金子みすずなど多くの作家のテキストが縦書きで読むことが出来ます。日本語という言語は必ずしもネットのシステムと親和性が高くないのだなということを再認識させられますが、それを乗り越えて日本語でウェブを活用していくための試みとして重要だと思います。



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