5.今週のジャンプ。鬼滅の刃とか、ハイキューとかワンピースとか。パワーのある雑誌。(05/15 10:33)


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川田「火の丸相撲」。草薙を追いかけて行くダニエルの思いと、潮とともに戦う小関の思い。その違いはどこにあるか、という感じ。草薙がダニエルに「あなたは相撲、楽しいですか?」と聞かれて「相撲は好きです。でも楽しいかと聞かれると…わかりません。僕には相撲以外ないですから、必死にやるだけです。」と答えるこのやり取りが、まあそんなに珍しい言葉ではないわけだけど、とても印象深かった。「楽しい」というのは「迷い」も込みな訳だけど、「相撲以外ない」から迷いはない、その強さが上手く表現出来ていたように思った。シンプルだけど、今回一番印象に残った言葉かも。

田畠裕基
集英社
2017-05-02



田畠裕基「ブラッククローバー」フェゴレオンの姉、メレオレオナの無茶振りで火山を登らされる一行。なんだかんだと言いながらクリアして行く皆に対し、魔法を使えないアスタは・・・みたいなシンプルな話なのだけど、さてどんなふうにこの場を切り抜けるのか、楽しみです。意外な方から来るのか、正攻法?で行くのか。さてさて。

附田祐斗
集英社
2017-05-02



附田祐斗・佐伯俊「食戟のソーマ」。連隊食戟第1戦、ソーマと紀伊国寧々の決着がついに。キーワードは「蕎麦の風味」と「気温」なるほど。おそらくこの戦いにソーマが勝つとしたら紀伊国の何か落ち度かとは思っていたのですが、うーん。臨機応変がソーマの信条だとは言え、ちょっと紀伊国が、うーん。そして、ラストシーン、佐伯さんの入魂の筆の冴えが。(笑)というか、なるほど、一色との幼いころのエピソードが描かれていたのもこういう展開の伏線だったわけだなと。要は秀才タイプの陥りがちな罠、ということを天才タイプの一色との対比によって描いていたわけです。わずかな綻びが勝敗を分ける、という展開はいつもながら。ここで紀伊国が敗退してもう出場しないというのはちょっともったいないなと思いましたが、まあ展開上仕方ないんでしょうね。そして一色、女木島はどうなるのか。次週も楽しみです。

こうやってみると、やはりジャンプはパワーのある雑誌だと思いますね。書こうと思えばいくらでも書ける感じがします。次号も楽しみにしています。

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