5.自分が動きを作らなくても、周りは静かに動いている(10/13 10:17)


雨がかなり強く降っていた。今は少し勢いが弱まったかもしれない。ただ、雨雲図を見ると前線らしき雲がずっと長野県中部を動いていて、雲は前線の方向に進んでいるので雨はしばらく降り続く感じになっている。

先週も金曜日にかなり雨が降ったから、ちょうど一週間のサイクルで雨が来ているということかもしれない。春秋の天気の周期的な変化。気温は10度前後。よく晴れた日のようにとても低くはないが、紅葉は確実に進んでいる。

ここのところずっと、自分で何もかもやらなければいけないというのが強すぎる時期が続いたのだが、数日前に少しターンが変わったような気がした。今は自分のターンではなく、周りが動いていくターンなのではないかと感じている。自分がやらなければと思ってしまうのを我慢して、人の動きに任せる。周りの動きを感じる。気がつくとそれでも物事は動いている。そんなターンである感じがする。

本当はもともと、自分の動きもまた周りの動きの一つとしてその動きに参加している感じなのかもしれないのだが、何もかも自分でやらなければならないような気がしていただけなのかもしれないという気がして来ている。

本当に新しいことをするためには自分から動いて流れを作らないければいけないしそれはそれでいいのだけど、自分が動かなければ何も動かないというのは思い込みで、でも少しそういうのが強くなるときはあって、多分それは精神的にあまり良くないことであって、鬱症状の人の話などを聞くとそういう思い込みが強いなあと感じる。自分が自分がと思いすぎて周りが見えていないということなんだろう。自分が動こうとすると周りがとてもゆっくりすぎるような気がしてまずいのではないかと思ってしまうのだけど、たとえゆっくりであってもちゃんと動くところは動いているし、自分が手を出すよりもはるかにスムーズに、また実は遥かに早く動くことも本当は珍しくない。

その動きを見ていられる、感じていられる心のあり方というのが多分大事なことで、そこは逸る気持ちを抑えていかなければいけないのだと思う。

少し寒くなってきたのでファンヒーターをつけている。9月の終わりころにもすでに寒い日があってそのころに一度出したのだけど、出しただけでほとんど使っていなかったが、今日のように冷たい雨が降って気温が低い日は、やはり暖房はありがたい。季節は確実に回っているなと思う。

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