3356.『Giant Killing』(06/21 21:43)


今日は夏至。朝からずっと雨が降っている。朝からずっと『ジャイキリ』を読んでいる。ダルビッシュが一面トップのスポニチを買う。携帯百景に写メを何枚か送り、ツイッターにいくつかメッセージを送り、ミクシィにイラン情勢のコメントを書く。

本も読まず、文章も書かず。調子は上がらない。

<画像>GIANT KILLING 4 (4) (モーニングKC)
綱本 将也
講談社

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『ジャイキリ』ばかり読む。本当に臨場感がある。シュートチャンスに飛び込む椿の絵を見て、思わず「いいぞ椿!」と声に出してしまい、我ながら苦笑した。何度も読んだ場面なのに、全く臨場感がある。何でこんなに面白いのか。一人一人の可能性を発見し、一人一人が壁を乗り越えていく、そのドラマがサッカーの躍動感を持って描かれている、そのドラマツルギーが素晴らしい。

絵を見て思うが、サッカーのファッションって基本的に90年代のストリート系のものなんだな。昨日も書いたが、そういうのは基本的にあまり好きではないのだが、でもマンガで描かれるとそうでもない。いや、ただのファッションなら多分全然イヤなんだが、熱い魂が裏にあることがわかっていれば、そういうファッションもまた絵になるなあと思うのだ。これだけたくさんのキャラクターが出ているのに、その一人一人をちゃんと描き分けている(もちろんなんとなく似ている選手はそれなりにいるのだが、何とかなっている)のもすごい。その他大勢の集合描写とか、イラストレーション的になっている場面は本当に感心してしまう。

とりあえず今日は『ジャイキリ』賛歌に終始する。

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