3355.勝間和代『断る力』/『カフェに教わるおいしいご飯』(06/22 11:30)


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だいたい、「つめたい言い方かもしれませんが、30代や40代にもなって、自分評価や「自分探し」をするのは結構きついものがあります。」という言葉には結構腐らされた。しかし逆に言えば、「すでにその年の人たちは自分の軸ができあがっているのですが、その軸について明文化をしたことがなかったり、意識をしたことがなかったりするため、あえてこれが自分の軸です、ということをいえなかったのでしょう。」ということでもある。なんだかんだ言っても40年以上生きてきたら、良くも悪くも自分の軸というものは出来ていると考えるべきなのだなと思う。あとはそれをどう生かすかということしかない。

自己評価の訓練を十分にせずに40代を越えたということは、逆に言えば相当独りよがりのところがあるといっていいはずで、そのへんのところはそうだよなあと思う。まだまだ自分で全然わからない部分がいまだに多い。しかしそれは仕事をしていく中で、あるいは表現をしていく中で理解していくしかしょうがないものでもあるし、まあこれからも自分自身の至らなさに気づいて愕然とすることがありまくることは避けて通れはしないだろうと思う。

この手の自己啓発本の中では、一番痛い部分が多く見つかったし、そういう意味では一番具体的に役に立った本であったと思う。

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<画像>カフェに教わるおいしいごはん (e-MOOK)

宝島社

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昨日は一日全く調子が出ず。早く寝て、朝は4時20分ころ暑くて目が覚めた。夏至のあくる日、東京は蒸し暑い。そのまま起床して、朝からいろいろやってはいたのだが、なかなか建設的な方向に歯車が回らず。腰は痛いし、左の薬指の筋が痛い。キーボードで、wとsを打つのがうざったくて仕方がないのだが、仕方がない。

喉が渇いて水道水を飲んでいたが気分転換ついでに水を買ってこようと思ってローソンに出かけて、ボルビックと、雑誌のコーナーにあった本を一冊買った。spring特別編集『カフェに教わるおいしいごはん』(宝島社e-Mook、2009)。これは本来カフェの食事のレシピやインテリア、お茶の淹れかたなどの指南本だと思うのだが、そういうことに志向のない人にとっても面白そうなカフェ案内として十分使える本だと思う。『東京カフェじかん。』と重なる店も多いが、(店は全部都内・都下)写真の角度が違って見え方も異なるので、『カフェじかん』で見てもあまりいこうと思わなかったがこの本を見て行こうかなと思ったところもいくつかある。いい本だと思う。


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