今日。夕方でかけ、日本橋に行く。コレドの4階の平田牧場でロースかつ定食。ごはん一杯お替り。丸善の二階で、大和田秀樹『ムダヅモ無き改革』2巻(竹書房、2009)と大河原遁『王様の仕立て屋』23巻(集英社、2009)、それから工藤綏夫『ニーチェ 人と思想』(清水書院、1967)を買う。
<画像> | ムダヅモ無き改革 2巻(近代麻雀コミックス)大和田 秀樹竹書房このアイテムの詳細を見る |
『ムダヅモ無き改革』は1巻は在任中と安倍政権下だったが、今回は現在の麻生政権下の設定。ローマ教皇ベネディクト16世との勝負で、天地創造の秘密とコンクラーベの真実が明らかにされる。(嘘)こういうことすべてが麻雀の勝負で決まるという設定に無理やり持っていく力技が快い。金正日がサイボーがして蘇っていたり、ウクライナのティモシェンコが猛毒危険の女として描かれていたり。しかし、月面に基地を持つナチス第三帝国の亡霊たちとギアナ高地の特設雀荘で対決する地球連合軍。相変わらずありえない大技を連発する首脳たちが可笑しい。よく考えてみたら小泉がこの巻で勝利しているのは金正日に対してだけで、あとは傍観者だ。次号ますますすごくなりそうな展開である。
<画像> | 王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ 23 (ジャンプコミックスデラックス)大河原 遁集英社このアイテムの詳細を見る |
『王様の仕立て屋』ハリウッド編。なぜハリウッドなのかと思っていたら、紳士服のルーツをネタにするという企画で、1930年代の映画を撮ろうという発想だったらしい。なるほど。
<画像> | ニーチェ (センチュリーブックス 人と思想 22)工藤 綏夫清水書院このアイテムの詳細を見る |
『ニーチェ』は未読。ただ少し古い作なので、ちょっと内容的に危ぶんでしまいはするのだが。