3335.磯崎憲一郎を読んだり買ったり調べたり/動きの訓練/靖国神社に参拝する(08/15 23:50)


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夕方になって出かける。九段下で降りて靖国神社に直行しようと思ったが、九段下の交差点の辺りがなにやら騒がしいので行ってみたら、機動隊と保守派の団体が何かやり取りをしている。人だかりがしていて、なんだか妙に盛り上がっていた。本題から外れるのですぐ引き返し、靖国神社に行くが、人がかなり多いし、警官や機動隊や警察車両も例年に比べてずいぶん多い気がした。この時間帯に行くのは初めてなので、時間帯のせいかもしれないと思ったが。

手を洗い、口を清めて神門をくぐると、行列はかなり長くて驚いた。一番短い列に並び、参拝する。ここのところ靖国には来ていなかったが、どういうわけか、私は靖国神社というのはとても心が落ち着くし、くつろぐし、のびのびする。いつも私はそう思うのだけど、今日は久しぶりに感じた。騒がしいことは騒がしいのだが、それはまあ毎年の年中行事のようなものだ。参拝者はとくに若い人が目立ち、戦没者、英霊のみたまに頭を下げる人々の群を見ていると、日本の将来にも希望が持てる思いがした。靖国神社に行くと、心が安らぐだけでなく高揚するところがあるのだが、今日もそういうことを感じた。

参拝を済ませて神社を出ると、今度は右翼の街宣車が道をふさいで機動隊とやり合っている。こういうやり方はやはり一般市民の支持は得られないだろう。もちろん、ただ自分たちの示威の為にやるなら話は別だが、それならばまじめに英霊に哀悼の誠を捧げたい人たちには迷惑な話である。

神保町まで歩く。古本屋の店頭をいくつか物色するうちに6時を回り、店が閉まり始めた。グランデや三省堂、東京堂で本を見る。『根拠律』が載った本を探していたのだが、全集本と『ショーペンハウアー哲学の再構築』という本に載せられているということがわかった。『意志と表象としての世界』を読む前に、先行論文である『根拠律』を読んでおきたいのだが、まずは図書館で探してみようと思う。(図書館に全集本があることを確認したので、明日借りてこようと思う。)

帰りにガイアネットにより、久保田牧場のアイスクリームを買って食べた。夕食の買い物をして帰宅。『肝心の子供』を読む。まだ読んでいる最中。読み始めたときは手塚治虫『ブッダ』の場面が思い浮かんで困ったのだが、読み進むにつれて独自の世界が見えてきて何とかなりそうだと思っている。


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