3317.道の草刈り/ノクターン/新唯物論(09/01 00:50)


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8時ごろ、小ぶりになってから駅前の本屋に出かける。結局買わなかったが、コンビニであんぱんと本郷和人『天皇はなぜ生き残ったか』(新潮新書、2009)を買う。ぱらぱらとめくった感じでは、「心を正常に戻す時間」に役に立ちそうな、没頭できそうな本である感じがしたが、買ってみてはしがきを読んで見るとどうも私とは違うスタンス。ストレス源にならなければいいが。少し読んでみて、どうも科学主義傾向が強すぎる。新マルクス主義歴史学とでも言うか、新唯物論とでも言うか。なんかこういう歴史家が幅を利かす現代というのは決していい時代ではないなと思う。本気で議論するにはともかく、精神的な疲れを取るにはどうも不適切なようだ。読むのはまたにしようと思う。

<画像>マエストロに乾杯 (知恵の森文庫)
石戸谷 結子
光文社

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石戸谷結子『マエストロに乾杯』のアシュケナージのところを読む。やっぱりアートの本を読むのが無難ではある。インタビューの内容は指揮に関することばかりだが、ピアノのことも聞きたいものだと思った。ブーニンのインタビュー。「自分の精神的面と世間一般的な雑事を、あまり混同させないようにしてきたのです」という言葉が印象的。やはりそれが集中力ということであり、自分の世界を守るということなんだなと思う。私も早く選挙のこととかさっさと忘れないといけないなと思う。


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