3294.雑事雑念/登場人物に不親切な描写/自分の世界を観測する(09/14 19:51)


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鳩山由紀夫の息子が紀一郎という名で、考えてみたらこれは鳩山一郎・威一郎というネーミングの流れ名のだということに気がついた。由紀夫・邦夫は一郎の父・和夫の流れな訳で、この一族の5代に渡る名は二つの流れがあることになる。古事記の時代の天皇に「ワケ」系と「イリヒコ」系の名があったみたいなものだな。古代史ではこれで本当は二つの系統があった、みたいな話になるわけだけど、鳩山一族ではそういう解釈も出来まいから、まあ古代史もどこまで本当かはあまり真剣に聞かない方がいい感じがする。

高校の同窓会報が届いたので読んでいたら、同窓の漫画家とフリーアナウンサーの対談が掲載されていてへえっと思ったのだが、なんと少年サンデー時代の赤塚不二夫の担当編集者として有名な武居俊樹氏が先輩だということがわかってまた驚いた。いろいろ多様な人材を輩出していてときどき驚く。私は高二終了時に転校しているのだけど、転校前の学校では椎名桔平や平井堅、伊藤たかみなどが後輩にいる。なんだか自分とほとんど接点がない人ばかりで変な感じだが、同窓というのはそんなものかもしれない。

今日はどうも頭がぼおっとしていてあんまりまともにいろいろなことができなかった。昨日のハイ状態の反動が出て、午前中はソファにねっころがって意識のない時間が長かった。

午前中に銀行や郵便局を回って引き落としや支払いに不足がないようにして、10時ころ戻ってきて近くのヤマダ電機にDVDのレコーダーを見に行く。せっかく地デジ対応の大型テレビを手に入れたのでDVDもちゃんと見られるようにしようと思ったのだ。(今はパソコンで見ている。)再生専用機はツタヤで売っている3980円のものが一番安いようだが、録画が出来ないというのがどうも引っかかって買うのをペンディングにしている。しかし見たところもうブルーレイが出ていて一世代前のものになっているということはあるのだがDVDの録画のできる機械はまだ20000円はする。かといって今更VHSとの一体型を買うのもどうかという気もするし。選択肢がどれも帯に短し襷に長しなのだが、結局は資金不足ということが大きい。なるべく安くというのとなるべく手間をかけないでというのとなるべく長く使えるというのを全部成り立たせるものはなかなかない。

これはパソコンも同じで、なかなか新しいものに買い換える踏ん切りがつかないでいる。ネットブックもいいのだが、ランニングコストがかかるので、そこをこれ以上増やしたくないという気持ちがある。先週カーシェアリングのニュースを見て興味を持ち資料を取り寄せたのだが、やはりランニングコストがある程度はかかるので、それならレンタカーの方がそのときだけで済むから得なのではないかとか、いろいろ考えてしまう。レンタカーより短い時間が設定できるからその分が便利といえば便利だということだろう。しかし自宅から歩いていけるところにステーションがないのが難だ。

あんまり発展性のある仕事をしているわけではないので、現在の消費水準を維持することは何とかなると思うのだけど、今より毎月の必要経費を増やすことには躊躇いがある。自然に結果的に収入が増えるようにもう少し工夫をする必要があるんだろうと思う。

<画像>愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える (光文社古典新訳文庫)
ジャン=パトリック マンシェット
光文社

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『超バカの壁』は読了したのだが、どうもそれについて書く気にならず、昼過ぎに出かける。日本橋に行くことにしたのだが、まず地元の文教堂で本を物色したら、マンシェット『愚者が出てくる、城寨が見える』(光文社古典新訳文庫、2009)という本が面白そうなので買った。まだ42/253ページしか読んでないが、実際これは相当面白い。マンシェットは時代的に68年の世代で、ヌーヴェルヴァーグに続く時代のフランス映画に共通する面白さだ。ドヌーヴがでている『赤いブーツの女』とかズラウスキとか。ズラウスキほどやたら過激なわけでは(いまのところ)ないけれども、センスとしては共通するものを感じる。


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