2952.アンジェラ・アキの新しいアルバム、『LIFE』。(09/16 15:35)


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アンジェラ・アキの新しいアルバム、『LIFE』を買った。CD店で買うよりもamazonで買った方が安いとなると、どうしてもそうしてしまう。昨日届いたので、仕事を終えて帰宅し、夕食・入浴後自室に戻ってから聴き始めた。ここのところクラシックばかり聴いていたので、最初あまり耳が慣れなくて、集中して聞けない。そして改めて思ったが、彼女の曲は集中して何度も聴かないとそのよさがあまり伝わって来ない。しかも、今回のアルバムは英語の曲が多く、聴いていていいなあと思うのも英語の曲が多いのだ。ライナーを見ながらじっくり聴きたい感じがする。

<画像>LIFE(初回生産限定盤)(DVD付)

ERJ

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アンジェラ・アキのアルバムはメジャーデビューしてから4枚目、インディーズの『One』を加えれば5枚目だ。メジャーデビューが『Home』で、初めて聴いた彼女のアルバムがこれだった。何年前の夏だったか、ひと夏ずっとウォークマンで(古)聴き続けたことを思い出す。それ以来、そんなにはまってはいないが、新しいアルバムが出るたびに買い続けた。メジャー2枚目が『Today』、次が『Answer』。そしてその次が今回の『Life』だ。英語一語のシンプルな、それだけに彼女の音楽に賭ける思い、覚悟のようなものが伝わってくるタイトル。

『One』は確かに、「ひとり」とか「孤独」ということが伝わってくるアルバムだった。ボズ・スキャッグスの「We're All Alone」のカヴァー、そして「Rain」。一人で戦い続けている印象。

<画像>ONE
アンジェラ・アキ,Boz Scaggs,Leon Russell,Fiona Apple
VME RECORDS

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それは『Home』でもやや引きずっている感じがした。でも彼女の原点と感じられる「Home」や彼女の中の世界の展開を感じさせた「This Love」がとても好きで、本当に何度も聴いた。「Home」は今でも口ずさむとふと涙ぐんでしまうことがある。今思い返してみるとこの曲に、あの頃の自分は本当に支えられていたと思う。

<画像>Home (通常盤)
アンジェラ・アキ
ERJ

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二枚目の『Today』はシングルの「サクラ色」も好きだが一番好きなのは「モラルの葬式」で、この曲でアンジェラの今まで知らなかった一面が垣間見れたような気がする。本当に言葉にこだわる人だし、その言葉の持つ世界の広がりのようなものを描こうとする。きっと「モラル」という言葉を考えていて、それが瀕死の状態だということを考えていて、そこから世界が広がって行ったんじゃないかと思う。


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